パレルモ
海とペッレグリーノ山の岬、そしてコンカ・ドーロの柑橘園の間に横たわる街、パレルモは1947年に成立した自治区の首都であり、今日、シチリアでただひとつの本物の大都市としてシチリア島の経済、政治、文化活動の中心となっています。数世紀の歴史の中でこの街が常に威信ある役割を担ってこれたのは、一重にその恵まれた地理的位置のおかげです。実際、旧石器時代からペッレグリーノ山の斜面には住民がいたとすれば、紀元前8世紀のフェニキア人でしょう。彼等は現在、ラ・カーラとなっている最高深度600メートルの天然の入り江に目を付け、程なくしてこの入り江は地中海全海域の交通にとって重要な寄港地となりました。以後、この港は経済を扇動する役目を決して放棄することはありませんでした。またパレルモの歴史にも貢献し、都市名の由来となった港、より高い文明のほとんどと定期的に交信し、大都市ならではの外観を造ることを可能にした港、そして数世紀の歴史の中で様々な覇権によって常に保護され、奨励されてきた幸運な街にその商業的・戦略的重要性を貢献した港として、今日、その名を残しているのです。
